スピーチを書くにあたって見つけた環境破壊の事実
台湾には大学卒業に論文が必要でないことが多々あります。私の学科も同様に必要はありませんが、代わりに卒業制作?の授業があります。
私はスピーチの授業を取り、そのスピーチ用の文章(約20分)が仕上がりました。
テーマは好きに選ぶことが出来るので、(もちろん)ゼロウェイストにしました!
そのスピーチを書くにあたって、いっぱいいろんなことを調べたので衝撃的だったものを抜粋します。^^
- プラスチックの生産量は1964年には1500万トンだったのが50年後の2014年には3億1100万トンに。*1
- 世界で使い捨てプラスチック生産に使用された樹脂の4分の1以上は北東アジア(中国、香港、日本、韓国、台湾)で製造されている。また2015年の世界のプラスチック廃棄物の47%は容器であり、その半分はアジアからきている。*2
- リッツやオレオなどのメーカーであるモンデリーズが7万ヘクター以上の熱帯雨林を破壊しているパーム油を使用している。*3
- コカコーラ、ネスレ、ジョンソン&ジョンソンなどのグリーンピースによって調査を受けたFMCG(日用消費財)メーカーの中で使い捨てプラスチックを無くす方針を立てている会社は一社もなく*4、プラスチック汚染について責任を追わず現状維持を試みている。*5
- 映画「Cowspiracy」にあるような畜産業による環境被害。
- 毎年世界で約3分の1の食料が消失、また廃棄されている。*6
- 2050年には世界の人口は約98億人になると言われている。*7
*1:世界経済フォーラム「The New Plastics Economy: Rethinking the future of plastics」2016
*2:国際連合環境計画「SINGLE-USE PLASTICS: A Roadmap for Sustainability」2018
*3:グリーンピース「Dying for a Cookie」2018
*4:グリーンピース「A Crisis of Convenience」2018
*5:グリーンピース「Global survey reveals FMCG companies' contribution to plastic pollution crisis」2018
*6:国連食糧農業機関「Food loss and waste facts」2015