台湾人のエコに対する意識
台湾に来て、すでに4年。2014年に住み始めてから(1年間スペインに留学していました。)自分の環境に対する意識も変わり日本との違いが分かりやすく見えるようになりました。
今日は日常的な意識を簡単にリストアップして行きたいと思います。
- ビニール袋は課金制。(昔は不便に思っていましたが、今はなんて素敵な取り組み!と思うようになりました。)
- 2、3年前ごろから繰り返し使えるストローを目にするようになった。
- ここ最近お弁当屋さんに自分のタッパーを持って行く人をよく見る。
- 学食で使い捨ての食器を出すことをやめた。(去年から)
- 飲料店でビニール袋の提供が一切なくなった!ので、代わりに布飲み物袋を持ち歩く人が増えた。
- 宗教的な意味ですがベジタリアンが多い。(環境に良い!)
- 普通の薬局で月経カップの販売が始まった。
次は逆にネガティブな部分です。
- 朝ごはん屋さんや屋台、昔からあるご飯屋さんは気にしていないところが多く全て使い捨てのものを使っていることが多い。
- お弁当や朝ごはんなどの持ち帰りが多く、大量のビニール袋が使われている。
- 大気汚染が酷い。(バイク?中国から?火力発電?いろいろな原因があると思いますが、とにかく酷いです。)
- 日本と同様に食材の過剰包装がされている。
今思いついただけではこれだけですが、良い部分も悪い部分もきっともっとあると思います。
ただ、4年暮らしてみて、日本人よりも意識が高い人が多いなと感じています。
このように企業のエコ意識が高いのでその考えが浸透しているのでしょう。
最近一番感動したのは、授業中に先生がプラスチックストローやビニール袋を持っている生徒たちを見て、「これからはプラスチックを一切持ってこないで!」と新しいルールを決めたことです。
その先生の授業で以前ゼロウェイストについての文章を書いたので私の影響かな?と心の中で思ったり...☺️
尊敬している先生ですが一層大好きになりました!
日本も台湾も今環境に対する意識がどんどん変わって来ていると思います。
新しい点に思いつく度にリスト足していきます。^^
台北にある量り売りのお店【U商店 unpackaged】
だいぶ前ですが台北に行った際にunpackagedという量り売りのお店に行って来ました。^^
欧米にはよくあるようですが、台湾はまだまだ少ない(市場がありますが)ので凄く新鮮で楽しかったです。
ちなみに台中のゼロウェイストなお店にも生活用品の量り売りが少しあります。⬇︎
いろんなものが売っていて、
黒酢、ミリン、料理酢、卵⬆︎
ハンドウォッシュ、ボディーソープ、シャンプー⬆︎
上の段(洗剤):床掃除用、キッチン・トイレ用、フルーツ用、皿洗い用、洗濯用
下の段:シャンプー、ボディーソープ、洗濯用洗剤粉、レモン酸、重曹
などなど食品から生活用品まで売ってありました。
買い方も凄くシンプルで、店員さんに容器の重さを測ってもらい、欲しい分だけ入れます。
黒いレバーを引いて入れる。(大豆)
そして、入れたものをレジに持っていって重さを測ってもらうだけです。
普段はお店でプラスチックに入れられている物でもパッケージフリーで手に入れることのできる素敵なお店です。
台北に住まれている方はぜひ利用して見てください。^^
U商店 unpackaged
https://www.facebook.com/unpackaged.tw/
三重區貴陽街16號1樓
New Taipei City 241
最近よく聞くエシカル消費について
お久しぶりです!
ブログの更新はしていませんが相変わらずローウェイスト頑張っています。
さて、先ほど長谷川潤さんがエシカル運動についてPodcastを更新したと書いてあったので早速聞いてみました。⬇︎
Apple Podcat内の長谷川 潤「glenwood "HEART TO HEART"」
最近よく耳にはするけれど、本当の意味がなかなかわからない「エシカル」という言葉。 今回は「エシカル協会」を自ら立ち上げた元ミステリーハンター・末吉里花さんと「エシカル」を一から考えます。
エシカル協会⬇︎
1時間あるので時間がある方は家事などしながらでも、ぜひ聞いてみてください。すっごく勉強になりました!
エシカルってゼロウェイストについて知ってからよく聞くようになったのですが、意外とよく分からずに調べもせずになんとなく受け入れていました。
ウェブサイトからそのままですが、エシカル協会によると
「エシカル」とは英語で「論理的な」という意味で、法律の縛りはないけれども多くの人が正しいと思うこと。
または本来人間が持つ良心から発生した社会的規範を意味します。
そこから派生して、今では、人や社会、地球環境、地域に配慮した考え方や行動のことを指すようになりました。
だそうです。素敵ですね!
ちなみにエシカル的な考えは日本では20年から25年ほど遅れているらしいとPodcastで言っていました。
エシカル協会の末吉里花さんの夢は「エシカル協会がいなくなっても良いような、エシカルが当たり前である社会を実現したい。」だそうです。
こんな素敵なウェブサイトも見つけました。⬇︎
エシカルなギフト商品を実際に使って紹介するメディア Ethical Gift(エシカルギフト)
エシカルファッションについては、ファーを買いたい場合はフェイクファーを買った方が良いと言っていましたが、私は古着屋さんで買うという手もありだと思います。
需要に繋がらない上に、安いです!素敵。(ヴィンテージが売りのお店では逆に高いですが涙)
スペインにいた時に買った毛皮の暖かいコートは32ユーロ(約4000円)でした!
ゼロウェイストはすでに素敵な「エシカルな運動」ですし、物を買う際にもフェアトレードの商品などを買うようにしたり、また地球に優しい商品で溢れる世の中が実現するように普段通うお店にそういう商品をリクエストすることも大切だと思います。(Podcastからの受け売り)
ぜひチェックしてみてください。^^
シャツを買う度に20本の木が植えられるECOSIA SHOP
あけましておめでとうございます!
台湾は旧暦のお正月を大切にしているので新年が明けた感じはありませんが、一応元日にお寺に行ってきました^^
さて、今年初の記事はECOSIAのジャンパーについてです👏
この前、クリスマス前のセールで国際郵送料が無料になっていたので、ジャンパーをゲットしました。
とっても素敵なことに、一枚Tシャツ、ジャンパーを買うことに20本、また一枚のパーカーごとに11本の木が植えられます。
私はパジャマ用にジャンパーを買いました^^
GIVE BACK TO THE EARTH
思ったより薄め?の生地ですが、そこまで気になるほどでもありません。
台湾は冬でも暖かいので丁度良く大活躍しています。
パッケージは紙の袋でした。
可愛かったので紙ゴミ入れとして使っています。
作られている工程などもホームページに乗っているので気になる方はぜひチェックして見てください。^^
サボりがち
最近家を引っ越す(無理やり)事になりてんやわんやでした。
当たり前ですが、親しい人でも契約書はきちんと書きましょう!😅
その反動か?ゼロウェイスト ・ローウェイトもさぼりがちです…。
お箸を開けた後にサラダが普通のフォークときて、ショックでした。涙
こんな日もありますが、頑張りましょう!
台湾・台中にあるゼロウェイストなお店【Home Work 家務室】
先日ついにずっと行きたかったお店、Home Work 家務室に行って来ました。
台中の町工場がたくさんある所にあり、バスで1時間以上かけて行きました。
写真はカメラを忘れたので、全てiPhoneです。^^;
こんな道を通って行きます。
一番近いバス停から4分ほど歩くと、着きました!
ちなみにバスは30分に一本です。
入ってすぐに、憧れの量り売りが見えます!!!
ただ売っているものはシャンプーやボディーソープなどで、食べ物はほぼなかったです。基本的には食べ物ではなく雑貨や生活用品を売っているようです。
砂糖が欲しかったので、砂糖を自前の瓶に入れて買いました。^^
台湾で作られている砂糖で、あまり流通していないものだと言っていました。
これくらいで、25元です。ちょっと高めかな?
お店の人もとっても優しく、いろいろ教えてくれました。
このお店はいろんな人が一緒にお金を出して作ったそうです。
2階はカフェになっていたので、ヨーグルトを頂きました^^
全てがゼロウェイストになっていて、トイレには手拭き布も置いてあります。
ティッシュはどこにも置いてあらず、全て手作りの手拭きが代わりにあります。また口拭き用にオーガニックコットンの布も用意されています。すごく素敵!
「古い布を再利用しました。必要なときに使ってください。」と買いてあります。
とっても素敵なお店でした。遠いのが難点ですが、砂糖がなくなったらまた行こうと思います。
お店には他にも布ナプキンや洗濯用品、いろいろなものが売ってありました。
Home Work / 家務室
電話番号:+886 4 2407 0792
住所:41257 台中市大里區樹王里東興路393號
E-mail: together@eco-homework.com
生ゴミをシェアして環境保護・ShareWaste
実家ではコンポストを母が頑張ってくれていますが、私自身はまだ始めていません。
引越しをすることが多いので、正直手に入れるか(作るか)どうかも考え中なので今は生ゴミはゴミとして出しています。涙
そんな中、有機廃棄物をシェアすることができるアプリShareWasteを見つけました!
これはオーストラリアに住む夫婦が始めたもので、シンプルに生ゴミをコンポストを持っている人や家畜を育てている人とシェアをするというものです。
使い方は、Doner(提供する人)かHost(受け取る人)を選び、住んでいるところを登録するだけです。
とっても素敵なアプリなのですが、問題点が2つあり…
日本、台湾で使っているホストがほぼいない。(台湾は0。日本は東京に2人だけです。)
英語表記しかない。(使い方が簡単なのでこれは大丈夫かな。)
なので広がるのはゆっくりかもしれませんが、1人2人とオススメしていけばきっと大きなコミュニティになるでしょう!
オーストラリアでは人と人をつなぐきっかけにもなっているようです。
ぜひ庭やコンポストがお家にある方、生ゴミを素敵な土に還ることのできる方は登録してみてください。^^